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経営者ストーリー

お客様に喜びと感動を提供する
【株式会社ナインシード】

経営者ストーリー

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株式会社ナインシード
代表取締役 仲鉢 将之 氏のインタビュー

東京都北区と板橋区でヘアーサロン4店舗を運営している株式会社ナインシード。髪を切りに来るお客様は何を求めているかを真剣に考え、実行し、地域で愛される店づくりに成功されています。取材した日もお待ちになっているお客様が3名いらっしゃったほど。今回ご紹介するのは、東京の下町でヘアーサロンを営まれている経営者 仲鉢 将之 氏のストーリーです。

――それでは、株式会社ナインシードの自社紹介をお願いいたします

私たちは、ヘアーサロン『hair market』を運営している会社です。現在、東京都北区と板橋区に4店舗を展開しています。男性カットは、シャンプーとシェーブ付きで2100円。価格帯から低価格帯カットサロンと思われがちですが、『安いだけじゃない。男前が上がる、正統派の床屋』をスローガンに、ご来店いただいたお客様1人ひとりに寄り添ったきめ細かいサービスを大切にしています。

もともとは2004年にお店をはじめて、最初は個人事業主としてのスタートだったんですけど、2013年に法人化しました。その時、2店舗あり、セット椅子が合計で9台あったんですね。この9台に座ってくださるお客様1人ひとりを大切に考えて、まるで種を植えて育てていくように、少しずつファンになってくださるお客様を増やしていこうという思いを「ナインシード(9つの種)」という社名に込めました。

――同業他社との差別化ポイント、仕事上でこだわっているところはどこですか

お客様のカルテを作っています。どの担当者に当たっても、「いつものカットで」で通じるようにするためです。メンバーズカードをスキャンすると、データベースの中からお客様のデータが出てきて、カット担当はそれをプリントアウトして、前任者が書いた通りのオーダーでカットしていく…という流れです。

お客様との関係性は、「ここのお店は俺の好みの髪型を分かってくれている」という信頼関係が大切と考えており、いちいち説明しなくても、誰がカット担当になってもオーダーが通じる環境を整えています。

今の時代はカット専門店もありますが、弊社は昔ながらの床屋の伝統を受け継いでカット、シャンプー、シェービング、をメインメニューにし更にオプションメニューなどで満足度を上げる努力をしています。

――お仕事でこだわっていらっしゃるところは、企業理念、経営理念から繋がっている話だと思うのですが、いかがでしょうか

<企業理念>
お客様に喜びと感動を提供する

<経営理念>
真心、成長、貢献

これらは、たしかに仕事でこだわっているところとリンクしますね。2013年に法人登記したときに作ったんです。ただお金儲けするだけじゃダメ。商売をするなら大切にしなくちゃいけない心構えとして、気持ちはお客様のほうを向きつつ、自分を精神的に高めていく必要があると思いました。

社員への理念浸透はまだまだ道半ばではありますが、少しずつ成果は見え始めています。例えば、雨が降っている日にカットに来ていただいたお客様がいたとき。外に停めてあって濡れている自転車のサドルを社員が自発的に拭いてあげたり。傘をさしてあげたり。このような光景を見ると、嬉しいですよね。

――最後に、仲鉢社長は株式会社ナインシードをこれからどうしていきたいのか、教えてください

「もっとお店を増やしていきたい」という思いはあります。技術者として多くのお客様にご利用して頂きたいという思い、若いスタッフの成長、そして活躍の場を作りたいという思い。今後も可能な限り挑戦していきます。

今後の展望ということですが、「真心・成長・貢献」を合言葉に高い志をもち地域社会に必要とされる組織体の成長を目指します。幸い、今は毎日たくさんのお客様にご利用いただいている状況です。良いクチコミも集まっているので、私たちのこれまでの歩みは間違っていないと思います。

培ってきた信頼を大切にして、これからはより多くのお客様の期待にどう応えていく方法を考え、育てていかなければならないと考えています。

株式会社NINE SEED
代表:代表取締役  仲鉢 将之
設立: 2013年2月25日(創業は 2004年7月31日)
所在地: 東京都北区赤羽西1丁目29-18
URL: http://hair-market.jp/