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経営者ストーリー

クラウドシステムで「働く」を「楽」にする【株式会社CVSコンシェル】

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「三方よし」の発想で、全ての人に幸せを

― 飲食業や小売業に関わるようになったきっかけを教えてください

私は小さい頃から内向的な性格で人付き合いがあまり得意な方ではありませんでした。学生時代も勉強が好きではなかったので学校自体がつまらなくなってしまって、これといった目標を持つことができず悶々とした学生生活を送っていたのを覚えています。

一つの転機になったのが、高校になってから始めた飲食店のアルバイト。いつしか学校で勉強するよりもアルバイトをしている方が楽しいと感じるように。飲食店の仕事が性に合っていたんだと思います。楽しみながら、しかもお金ももらえる飲食の仕事にやりがいを見出し、働くことで成長を実感することができるようになっていました。

高校卒業後は進学せず、フリーターとして4年間アルバイトをした後、大手焼肉チェーンの会社に就職。入社して半年で店長を任せてもらえるまでになり、25歳の時にはのれん分け制度を利用して独立し、自分自身の責任で店舗を運営していく道を選びました。

社員として働くよりも独立独歩で焼肉店を経営する方がやりがいも面白みもありましたが、独立した直後に大きな試練に直面します。2000年代初めに発生したBSE問題で大打撃を受けてしまったんです。外部環境の変化で業績が大きく左右される外食産業の厳しさを痛感させられました。

その経験から、外的要因により影響を受けづらい日用品を扱うコンビニの経営にシフトすることを決意。飲食業から小売業に転換してからも、お客様に真摯に対応する姿勢を一貫してきたことで着実に店舗数を増やしていくことができました。

― 経営者としてどのようなこだわり・価値観を大切にされていますか?

独立する以前の私は、コミュニケーションが苦手で学校での成績も芳しくなかった自分に劣等感を感じていて、自分自身を成長させること、それだけにこだわりを持っていました。20代後半までは、働くにしても自分のためだけに頑張っていたように思います。

考え方が変わり始めたのは、コンビニの経営が軌道に乗り2号店を出店した30歳の頃から。順調に店舗数を増やしていくのに伴い社員を次々と採用していく中で、自分が雇い入れた社員を幸せにしたいと考えるようになりました。私自身が就労経験の中で自己実現を実感できたように、社員にも働くことを通して幸せを感じてほしいと思うようになったのです。

自分が社員として働いていた時に会社がこうしてくれていたらもっと楽しく働けただろうなと思うことは自分の会社では実践していきたいですし、逆に不満に感じていたことは社員に同じ思いを感じてほしくない。そう思っています。

当社で掲げている理念は「売り手良し・買い手良し・世間良し」の「三方良し」。周りを幸せにするためには、まず自分が幸せになることは欠かせません。ただ、自分だけが幸せになればいいのではなく、当社に関わる全ての人たちを少しでも幸せにして、その結果として社会に貢献する会社でありたいと思うようになり、行き着いたのが「三方良し」でした。

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