笑顔と感動の創造
【株式会社EPOCH】
株式会社EPOCH
代表取締役 畠山 昇 氏のインタビュー
ちょっとお洒落な服を買おうとしたとき、値札やタグにも凝ったデザインが施されていますよね。それ、株式会社EPOCH(エポック)が手がけたものかもしれません。ブランドの世界観を作り、商品の魅力を引き出し、お客様の背中をぽんっと押す販促アイテムの数々。今回はその制作に情熱を燃やす、株式会社EPOCH 代表取締役社長 畠山 昇 氏のストーリーをご紹介します。
株式会社EPOCHとは
――はじめに、御社の自社紹介をお願いいたします
よろしくお願いいたします。株式会社エポックは、1964年の創業以来、主にアパレル業界や流通業界において、ブランドプロモーションとセールスプロモーションを手がけ、ブランドの成長、そして企業の発展をお手伝いしている会社です。
具体的な例を挙げると、ブランドには「世界観」があります。その世界観を構築する、ロゴマークの入ったブランドネームや下札といった衣料用副資材、またその商品の価値を訴求するリーフレット・パッケージ・ディスプレイ・包装副資材・カタログ・ポスター・Webサイトを手がけているのが私たちです。
私たちの使命は、お客様の商品やサービスの “いいね” をさらに引き出し、それをより最適な、より効果的な手法をもって社会に広く認知していただくこと。私たちの仕事は、店頭に並んだ商品の魅力を引き出し、購買に向けて背中をひと押しするもの。値札1つといえども、丁寧に作り上げています。
仕事でこだわっているところ
――同業他社と比べて、御社の強みはどんなところでしょうか
1つは、この規模の会社としては珍しく、自社で配送センターを所有していることですね。アパレル業界は一括納品ということが珍しく、必要に応じて都度発注が生まれます。また、全国に店舗を展開しているブランドも少なくありません。自社配送センターを有し、分かっている人間がお店の細かい発注のご要望にお応えできる点は強みですね。
もう1つは、ブランドづくりを手がけてきた実績でしょうか。私たちは「副資材」という商品そのものの価値を上げるツールや販促物の有効な使い方を熟知しています。そのため、お客様から降りてきた仕事を行なうのではなく、どのようなブランドにしていくのか、消費者にどう訴えかけていくのか、企画段階から関わっていくことができるのです。
これまでいろいろなツールを提案してきたことで、営業の幅を広げていくことができました。企画から配送まで一貫して自社で対応できることを活かし、細かいご要望に柔軟にお応えしつづけています。
理念について
――企業理念について、作られた経緯を教えていただけますか
<企業理念>
「常に時代の変化をとらえた創造性あふれるプロモーションツールを通じて社会へ貢献するとともに幸せに満ちた企業を作ります」
これは、先代から会社を受け継いでしばらくして、社員みんなが同じ方向を向けるように私が作りました。私はアパレルともデザインともまったく無縁な業界から転職しまして。入社した当初は本当に何も分かりませんでした。だから、泥臭いことですが、お客様の売場やお店には足しげく通って、分からないなりに、「ブランドとは」「デザインとは」というものを掴もうと思ったんですね。
そのうち、お客様以上にお店のこと、売場のことに詳しくなり、その情熱を買っていただき、商品プロモーションの一部を任せていただくことになりました。必死にやりましたよ。そして作られた販促物が売場に並んだ時、いつまでもお客様が私の手がけた販促物で足を止めて、商品を購入していく様子を見ていました。そのとき、この仕事のやりがいに気がついたんですね。
いつでも売場に足を運べるわけではありません。でも、この仕事の情熱の源泉は、自分の仕事の成果を目の当たりにすることであり、仕事の意識としても大切だという思いが、この理念には込められています。
これからの展望について
――最後に、これからの展望について教えてください
アパレル業界での仕事を続けつつ、これまで培ってきたノウハウをもとに、違う分野でのブランドプロモーション、セールスプロモーションを手がけていきたいですね。
初めての挑戦というのは不安もありますが、逆にいえば新しい視点を持っている強みがあるということです。農協様の仕事では、「これまでにない斬新なデザイン」とお褒めの言葉もいただきました。
このようにして、社員たちの活躍の場を広げていくとともに、安定した売上を確保し、安心して仕事ができる環境をつくり、弊社に関わる皆様には幸せを感じることができる会社にしていきたいと思います。
株式会社EPOCH 代表取締役: 畠山昇 設立: 1966年10月 所在地: 〒150-0011 東京都渋谷区東2-6-18 URL: http://www.epoch1966.com/ |